ビルやマンションの空調設備や環境システム、下水処理場などの機械設備を作る「現場管理」をしています。
設計図をもとに、その建物の施工図を私が描き、職人さんに指示をしながら、設備を作り上げていく仕事です。

①5年ほど前に手がけた佐世保情報産業プラザの給排水設備工事。
場所は、ハウステンボスの近く。初めて１人で担当した現場なのでいちばん印象に残っています。
完成した時の喜びも格別でした。
②相浦漁協組合の空調・給排水設備。
③佐世保市立総合病院の空調設備。

当社は、資格取得をめざすには、とてもよい環境だと思いますね。
社長自らいろんな資格に挑戦し、実際に取得しているし、
社員にも、１年に１回は、何かしらの新しい資格にチャレンジするようサポートしてくれています。
資格の勉強を頑張れば、「電気」や「土木」といった、それまで専門外だった分野にも仕事が広がっていきます。
成長している実感がちゃんとある。これは、プロフェッショナルに成長していく上で欠かせない要素だと思いますね。
私も皆さんが入社するまでに追いかけたいと思えるような先輩に成長したいと思います。

今、通っている現場は、動物園。ペンギンのプール工事の「現場管理」を担当しています。
全体の流れを把握して、いかに的確な段取りを組むか。
また一つの現場にいる約50人の職人さんといかにコミュニケーションをとり、動かしていくかが腕の見せ所です。

①長崎歴史分科博物館の空調設備工事。
当時、うちの会社ではいちばん大きな現場。竣工まで2年半かかりました。
このときの経験が今でもたくさん活きています。
②九州文化学園高校の衛生・空調・換気・消火設備工事。
初めて1人で入った現場。失敗も多かったけれど、思い出深い現場です。
③松浦市松浦浄化センターの汚泥処理設備工事。
建築設備やプラント設備など、幅広い設備に携わることができました。

最初はある程度、教えてもらえるけれど、現場で上司のやり方を見ながら自分で仕事を覚えていくのが、基本。
その点、僕の場合、1年以上の大きな現場に入ることが多かったので恵まれていましたね。
いろんなタイプの上司の下で、ノウハウを勉強することができましたから。
工程の組み方がだんだんわかってきて、しかも自分の思った通りに進むと、楽しいですよ。

いろいろな現場を任せてもらえるような技術者になりたいですね。
ひとことで「設備工事」といっても、幅がすごく広いんですよ。
一戸建ての修理から、大型のプラント設備、ペンギンのプールまで、いろいろな現場があります。
その管理を託される技術者には、「建築」「土木」「電気」など各分野ごとに、専門性の高い知識が求められるんです。
だからもっと勉強したい。自分のためになるだろうし、これからもっと仕事が楽しくなるはずだから。

私は住宅会社から転職してきました。
その頃、双峰が設備工事を担当している様子を見て、この仕事に興味がわいてきたんです。
現在は主に大きなポンプなど、プラントの「現場管理」を任されています。

①長崎労災病院の給排水設備や空調設備。
医療施設には独特の配管があるんです。初めて見た特殊な配管を施工したことが、とても勉強になりました。
②佐世保市西部下水処理場の汚泥処理施設。
巨大な放流ポンプの据付を担当。総予算1億の大型案件でした。
③諫早干拓地排水機場の大型ポンプ据付工事。
配管の大きさはなんと、直径180㎝！

プラントの現場管理でいちばん大事なのは、安全管理なんです。重量物の据付がメインになりますから。
例えば、20トンのポンプを大型トレーラーで持ってきて、クレーンを使って現場で組み立てたり。
それでいて、何ミリ単位という精密な施工品質を求められます。少しでも軸がずれると、ポンプはうまく回りません。
難しい現場であればあるほど、竣工した時の達成感は大きいですね。
と同時に、現場ごとに新しい発見や気づきがあるのも、この仕事の魅力だと思います。

さらにスキルアップしたいですね。次は、「電気」の資格を取りたいと思っています。
設備の世界は本当に奥が深いんですよ。建築は、箱を作るだけ。
でも設備は、そこにいる人の生活パターンによってさまざまなニーズがあります。
特に、水や空気といった流体をコントロールしていく仕事は、奥が深い。
もっといろんな現場を経験したいと思っています。